鬱なトンボ君のヒトリゴト

鬱病で休職中社会人のぶっちゃけた記録です。

近況について

軽い近況

親知らず抜歯個所が安定

左側の親知らず抜歯から数週間、強い痛みで辛かった。

痛み止めを飲む日々が続いたので、歯医者へ。

どうも親知らずの隣の歯が虫歯になっていたようで、応急処置をしてもらった。

抜歯個所の穴ぼこが塞がるまで、根本治療はできないとのこと。

数日後、中程度の知覚過敏はまだ残るものの、痛みは無く安定。

4月に入ったら、再度歯医者に行く予定。

 

喘息症状が安定

今年の始めから本格的に気管支ぜんそくの治療を再開したわけだが、三ヶ月経った今は大分落ち着いてきた。ステロイド吸引薬も発作を抑える成分を抜いた物へと変えた。ただし、花粉シーズンのためアレグラのジェネリック薬品を追加で服用中。

今となって、かなり落ち着いてきた。その要因を振り返ってみると

  1. 禁煙の実施(半年経過)
  2. 薬服用習慣の定着
  3. 生活リズムの改善
  4. 運動による心肺機能の強化(ウォーキング)
  5. 精神疾患の回復
  6. 親知らずの抜歯

働いてるときは、ぜんそくの症状で苦しかったけど、だからといってそれの対策はしなかった。通院はしたものの、仕事のストレスで喫煙を再開したり。

今は、ぜんそく症状が精神疾患と因果関係があると思い、重点的に治療を行えている。

 

頭の回転が戻ってきた

集団認知行動療法プログラムは、現在週4まで受けられるようになってきた。

内容は、「手を動かすこと」「口を動かすこと」「頭を使うこと」であり、徐々に頭の回転が戻ってきた。その要因を振り返ってみると

  1. 「考える」機会が増えたこと
  2. 「話す」機会が増えたこと
  3. 日課の運動(ウォーキング)
  4. プログラムを通して自信を取り戻しつつあること
  5. 回復の実感が励みに

去年は頭の回転が戻らず、脳外科に行こうかと思っていた。でも、頭の病気では無かったらしい。鬱病の症状であったのである。

主治医からは鬱病の症状と何回も言われていたが、当時はなかなか信じられなかった。

でも、今では冷静に捉えられている。

今は回復段階であることを自覚し、無理せずに一歩ずつ歩んで行きたい。

「復職」という文字が、ここにきてやっと現実的なものとして見えてきた。

明日、また明日とスモールステップで頑張って行きたい。

 

久しぶりに

抜歯後の痛みが抜けない

今日もいつも通り、プログラムを受けに行ってきた。

10日前に抜歯したのに、まだ強い痛みが残っている。

痛み止め無しには、耐えられないほど。強くしみる感じ。

明日様子を見て、きつかったら歯医者行こうと思います。

 

久しぶりに涙が少し

復職に向けた計画を作っていただくために、面談をしました。

 

自分が、病気になる前から現在までを素直に話しました。

ずっと自分は仕事から逃げてきたチキンだと思っていたけど、そんなことは無いと思いました。ちっぽけなプライドを守るために、必死に頑張っていたなと。

今は、そんな自分を褒めてあげたいなと思いました。

また、今まで本当に苦しかったこと、そしてそんな自分を支えてくれた家族や恋人の存在がなんだか感謝しきれなくなり、話してて自然とじーんと来ました。

 

こんなことを書けるくらい、体調は回復しつつあります。

そして、必ずや復職して、同じ悩みで休職してしまった人に勇気を与えられるように、病気になってさらに強くなりたいと思うようになりました。

病気だと判明したときは、絶望感でいっぱいでした。本当に。

ずっと、ずっとこの病気なんだと。

でも、今は希望の方が大きいです。

 

アメリカン スナイパーを見て

この映画を見て思った事を淡々と


映画『アメリカン・スナイパー』予告編 - YouTube

 

この映画を見たきっかけは、ネットでの評価が高かったこと、自分が若干のミリオタであることです。友人と見てきました。

正直見る前は、「アメリカン スナイパー」という題名にチープさを感じていました。

駄作なんじゃないか?アメリカの映画にありがちな、英雄は悪を駆逐するというありきたりな映画ではないのか?との疑問が。

 

結論から言いますと、

この映画は、本当に素晴らしかったです。

 

そして、題名も「アメリカン スナイパー」でぴったりです。

 

ネタばれを避けるために内容の詳細は書きませんが、「国家のために人を殺すということ」の意味を考えさせられます。

 

アメリカという国家は、世界の警察を自称し、各地で戦争に手を出してきました。

アメリカの評価は様々にあると思います。好きになれない部分もあります。

 

「国家」とは何か?

この映画は、今の日本に対して「国家」とは何かを示してくれたのだと思います。

ISIL(自称イスラム国)に、日本人2人が残虐な方法で不法に殺害されました。

日本政府は、テロリストとの金銭交渉をせず、無償解放又は他国捕虜との交換交渉を行っていました。

金銭交渉をしなかったのは、評価に値します。正しいと思います。

でも、なぜ我々は「ミリタリーオプション」が無かったのでしょうか?

つまり、日本が軍事的手段で人質を救出するという選択肢です。

 

国民を守れない、"救わない"国家とは何でしょうか?

国家という共同体に帰属し、税金を払い、その対価として経済的・軍事的保護を受けることが国家体の基本であると私は考えています。

つまり、自国民を保護できない国家は国家ではないと。

第二次世界大戦の教訓で、、、

周辺諸国の感情が、、、

憲法が、、、

もし、殺害された彼らの立場になっても、そう願うのでしょうか?

「きっと、日本政府は我々を見捨てない、どんな手段を使ってでも救い出してくれる」

この政府に対する信頼感や帰属意識が、あるべき国家像なのだと思います。

アメリカという国は、多くの犠牲を払ってでも一人を救い出す国です。

その確固たる姿勢を体現し、犠牲となった「ペイトリオット」が日本にはいるのでしょうか?

また、日本がペイトリオットが現れる価値のある国でしょうか?

母国を救いたい一心、それだけで自らを犠牲にした「アメリカンらしい」スナイパーの映画を見て、母国の現状が心配になりました。

高い税金をもらっている政治家は、国民を経済的・軍事的に保護するシステムを作らなければいけないことを、自覚しているのでしょうか?

 

そう感じさせる映画でした。

 

現状や思うことを淡々と

親知らず抜歯完了

先週の金曜に、右側上下2本の親知らずを抜歯し、無事に4本の抜歯が終わりました。

長かった。

先週の抜歯は、下の歯が斜めに生えていたこともあり、術後に痛みが持続しました。

手術自体は、前回の三分の一くらいで終わったのに。

本日、抜糸をして寝たら、痛みがかなり軽減されました。

これで、今年の目標の一つ達成です!

本当に小さな目標ではあるけど、鬱病の自分にはちょうどいい。

というか、自分は背伸びするタイプなので、スモールステップを意識するためにもハードルの低い目標をクリアしていくことが大事だと思ってます。

目標達成できたことに自信持ちたいです。

自分は、今回の鬱病と親知らずの関係性は"有る"と思い、抜歯に踏み切ったわけです。

それは、普段の親知らず部分の腫れから来る慢性的な倦怠感が大きかったのかな?なんて分析しています。

ただし、今回抜いてみて思ったのは、確かに親知らずを抜いてスッキリしました。

倦怠感も無くなりました。ただそれよりも・・・

絶対に逃げたくなる親知らず抜歯を逃げずに実行できたこと

これが、本当に自分にとって大きいなって思ってます。

自信というか、達成感で体調や気分も良くなりました。

 

集団認知行動療法の開始

区の保険師の面談や色々な手続きが終わり、正式に集団認知行動療法プログラム受講が開始されました。

集団認知行動療法の目的やゴールは下記かと自分なりに思っています。

  1. 自分の病気について赤裸裸に他人と共有する。
  2. 他人に打ち明けることによって、さらに自分の病気について客観的に捉える。
  3. 自分の考え方の癖に気づく。
  4. 鬱病にマイナスと思われる考え方の癖を修正する。
  5. 復職に向けた、頭の体操をする。

ざっと、こんな感じかな。

特に、3と4に関しては自分にとって重要なテーマだと思います。

しっかりと、少しずつ修正できたらなと思ってます。

今は、週2で施設に通っています。

自分で言うのはなんですが、新聞記事をOffice(ワード、エクセル、パワポ)で要約し発表するプログラムを通して、資料や発表の完成度をすごい褒められて、自信が持てます。

大学院時代から、資料作りと発表能力は自信を持っていたので、入社して失った自信を取り戻しつつあります。

あと、頭を使うプログラムばかりなので、鬱病の一症状であった、頭がぼーっとするというのが改善されてきたと感じています。これは、最近本当に実感しています。

嬉しい。着実だけど、去年から比べれば雲泥の差。

一日3キロ以上歩く

これは、1月の上旬に自らに課した継続目標です。

  1. 運動不足の解消。
  2. 日光浴や血流を良くし、頭がぼーっとすることを改善させる。
  3. スモールステップを意識する。(すぐには効果が出ないが、継続すれば効果があるという経験をする。)

以上を目的としました。

距離は、iphoneのヘルスケアというアプリを使って出しています。

自信を持って言います。

雨や雪が降ろうとも、この目標は継続中です。継続することが苦手な自分にとっては、これもまた自信につながっています。

これの効果かどうか分かりませんが、本当に気分が良いです。体調もいいです。

ただ、平日に歩いていると周りの目が気になります。それは仕方ない!

なにしろ、これは復職するまでは必ず継続します!頑張ります。

働く目的とは

会社の同期が、今年度で辞めるそうです。新入社員研修で同じクラスで、色々と仲の良かった女の子。某超難関の工業大学出身の院卒。

どうやら、自分と同じく鬱病となってしまったとのことです。

休職はしなかったものの、話を聞いていると自分より重症だなって思うくらい、体調が悪かったみたいで。泣きながら、仕事を頑張ってって話してくれました。

でも、その子は自分なりに症状を改善しようと努力し、今ではかなり良くなったみたいです。

でも、何の為に働いているのか分からなくなってしまった、とのことで辞めるそうです。

勤めている会社は、世間一般から見れば、超エリートだと思われるでしょう。

給料や福利厚生も超良いです。

でも、でも、自分を押し殺して、泣きながらでも働き続ける意味はあるのでしょうか。

これは、自分も本当に思いました。

でも凄いんですよ!

その子、大学院の博士課程に進むそうで、院試も受かったって。4月からまた、学生だ。

頑張ってほしいな。

本日、親知らずの抜歯をしました。

待望の親知らずの抜歯

本日、意を決して親知らずの抜歯をしてきました。

これは、前回書いた今年の目標?の一つです。

抜歯前にレントゲンを撮ったら、親知らずが全部で4本生えてました。

右下の親知らずは、斜めに生えてて、やや難易度高いっぽい。

今回は、難易度のやや低い左上下の親知らずを抜歯しました。

本当に自分は、びびりで、、、特に歯医者は大苦手。

ということで、「笑気ガス」なるものを利用しました。

不安感が無くなる、魔法のガスみたいなもの。

結果から言いますと、難抜歯でした。

主治医いわく、ものすごい根がしっかりしていて抜きにくかったとのこと。

歯茎を切開して、歯を二つに切断して抜歯。

抜歯中は、ものすごい苦戦している様子が伝わってきました。

ただし、術中はガスの効果か、苦戦している様子が面白く感じる程リラックスしていました。

親知らずの抜歯で、不安に思っている方!

笑気ガスはとても良いですよ!!!

ということで、2本の親知らずを無事に抜歯し、帰宅。

抜いてからが辛い

抜歯後に、すでに鈍痛が出てきて、その場で痛み止めを飲みました。

そして、ゼリー系を買い込んで帰宅して、サッカーを見ていた。

なお、出血が止まらず、ずっと袋に血を吐いてました。

左顎が大きく腫れ、喉も腫れました。唾を飲み込むのも本当に痛い。

堪え兼ねて、処方された痛み止めを飲みました。

今は、薬も効き落ち着いています。出血も止まりました。

私が難抜歯だったこともあるけど、抜歯後が本当に辛いです。

抜歯後、3時間くらいが。

総評

  1. 抜歯中はそれほど痛くない。
  2. 不安な方は、笑気ガスを利用すべし。
  3. 抜歯後は、安静にすべし。

以上です。目標達成まで、残り2本!

休職中に全部抜いて、スッキリします!

あけましておめでとうございます

年末年始は

実家に帰らず、自宅で過ごしました。

こんな最悪な、年越しは人生初めて?です。(去年の年越しも、体調崩して辛かったけど)

毎年、友達の家で友達の母親が作ってくれた料理を食べながら年越しをすることが恒例となっていたのだけど、今年はそれができなかった。というより、そういう気分になれなかった。高校時代の部活の忘年会も参加しなかったし、親戚の集まりも断った。

両親には、帰省できず本当に申し訳なく思ってます。

テレ東のクラシックコンサートを見つつ、年越しをしました。

そして、夜中は朝まで生テレビを見ました。

国際政治とか、経済とか興味があるので、とても楽しめました。

正月は、ひたすらくだらない番組を見てました。

 

決心

さて、信念早々二つを決心しました。

  1. 三ヶ月の集団認知行動療法プログラムを受講すること
  2. 親知らずを抜くこと

2に関しては、少なからず鬱病に関係しているかと考えたからです。

振り返ると、一昨年の大晦日に親知らず周辺からばい菌が入り、顎が開かなくなる事態となりました。地元の病院に急患として、駆け込みました。

そのときは、抗生物質を頂いて治まりましたが、やはり顎からの鈍痛で頭痛や倦怠感があります。このストレスが、鬱病に少し寄与しているのではないかと考え、抜歯を決心しました。喘息持ちなんですが、最近その症状が改善しないのも、関係あるのかも?

まぁ、親知らずは抜いた方がいいですからね。

 

今年もよろしくお願い致します。

メリークリスマス

クリスマスイブ前後

クリスマスイブ前から、彼女と家で過ごした。

スーパーで買ってきた食材を食べながら、コナンやパズドラをやった。

去年は、仕事から帰ってきたら料理を作って待っててくれたことが幻のようだ。

病気になってしまった自分がまだ遠い幻想のように感じている。

悔しい。

思わず、彼女の前で涙を流しそうになるが、こらえた。

来年のクリスマスは、素晴らしい日にしたい。そう願う。

 

集団認知行動療法

主治医から勧められ、クリスマスイブの午後に、某集団認知行動療法のカリキュラムを体験してきた。

座学中心かと思っていたが、グループワーク中心の能動的内容に感じた。

正直なことを書く。

雰囲気はとても明るく、とてもうつ病で休職または離職している方達の集団とは思えない。

でも、一人一人見れば顔色は良くないし、どこかコミュニケーションがぎこちない人が多い。

第三者から見たら、俺もこの中の一人になるのだろう。

失礼な話だけど、そう思うと拒否感が芽生えた。

でも、毎日ぼーっと頭も動かさずに過ごすよりは、目的を持って、また自分にストレスをかけることも大事である。

最短三ヶ月とのプログラムを前向きに考えようと思う。彼女も賛成してくれた。

明日、主治医に相談してみよう。

「どうせ効果なんて無いし・・・」

そんな考えた方はやめようと思う。ある意味、信じ切ることが大事かなぁと。

俺は、他人よりもプライドは高いと思う。

今まで、人とのコミュニケーションや勉強も客観的に見て優れていたし、その自負があった。

だからこそ、「傲慢さ」がある。

表面上では、性善説で動いている俺だけど、実は性悪説で動いているのではと最近思ってきた。

ポジティブに受け止めるべきことは、受け止めよう。

そして、失跡や批判に関しては、数割程度だけ吸収するようにしよう。

そう思いました。